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箱根駅伝男子だけで女子版ない?女子なぜ出られないか理由を調査!

箱根駅伝男子だけで女子版ない?女子なぜ出られないか理由を調査!
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この記事では、箱根駅伝は男子だけなのか?女子は出場できないのか?についてまとめています。

お正月恒例の箱年駅伝、毎年楽しみに見ている方も多いですよね。

しかし、箱根駅伝を見ていて、なぜ男子だけで女子は走ってないんだろう?と気になったことはありませんか?

女子が箱根駅伝に出られないのはなぜ?どんな理由で出られないの?

また、箱根駅伝の女子版はあるの?などの疑問がでてきました。

そこで今回は、

  • 箱根駅伝は男子だけで女子版ない?
  • 箱根駅伝に女子なぜ出られない?
  • 箱根駅伝の男子女子まとめ

これらについて、「箱根駅伝男子だけで女子版ない?女子なぜ出られないか理由を調査!」と題してまとめました。

ぜひ最後までご覧ください!

 

箱根駅伝は男子だけで女子版ない?

箱根駅伝はルール上、男子しか出場することができないということが分かりました。

第98回東京箱根間往復大学駅伝競走開催要項によると参加資格は、

  • 関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本大会並びに箱根駅伝予選会出場回数が通算4回未満である者に限る
  • 当駅伝競走に関する「参加資格及び申込み」、第4条~第6条の条件を満たす関東学生陸上競技連盟男子登録者であること

とあります。

箱根駅伝の参加資格は、関東学生陸上競技連盟男子登録者のみであって女子は参加資格がないんですね。

 

また、箱根駅伝の女子版はないのかを調べてみたところ、女子版というものはありませんでしたが、

  • 全日本大学女子駅伝対校選手権
  • 全日本大学女子選別駅伝競走

という大会がありました!この2つが女子版と言えるかもしれませんね。

2つの大会を少しだけ紹介します!

 

箱根駅伝女子版:全日本大学女子駅伝対校選手権

箱根駅伝の女子版と言えそうな1つ目の駅伝は、「全日本大学女子駅伝対校選手権」です。

略称は「全日本大学女子駅伝」、通称は「杜の都(もりのみやこ)駅伝」と言われていて、毎年10月下旬に宮城県仙台市で開催されています。

2004年(第22回)までは大阪で行われていましたが、2005年(第23回)から仙台市で開催されるようになりました。

2022年10月30日に開催された際のルートは、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)からスタートして、

  • 1区(6.6km)第1中継所:仙台育英学園
  • 2区(3.9km)第2中継所:仙台育英学園(総合運動場側)
  • 3区(6.9km)第3中継所:仙台市太白区役所前
  • 4区(4.8km)第4中継所:五橋中学校前
  • 5区(9.2km)第5中継所:石井組前
  • 6区(6.7km)フィニッシュ

仙台市役所前市民広場がゴールとなる、全長38.1kmのコースです。

また、上位12チームが毎年12月下旬に開催される「全日本大学女子選抜駅伝競走」(下記参照)に参加することができます。

 

箱根駅伝女子版:全日本大学女子選別駅伝競走

続いて、箱根駅伝の女子版と言えそうな2つ目の駅伝「全日本大学女子選別駅伝競走を紹介しますね。

正式略称は「富士山女子駅伝」で、毎年12月下旬に静岡県の富士市と富士宮市で共催しています。

2022年12月30日に開催されるルートは、富士山本宮浅間大社前からスタートして、

  • 1区(4.1km)第1中継所:富士山本宮浅間大社前
  • 2区(6.8km)第2中継所:(株)石井鉄工所前
  • 3区(3.3km)第3中継所:富士市交流プラザ前
  • 4区(4.4km)第4中継所:富士市クリーンセンターききょう前
  • 5区(10.5km)第5中継所:ジヤトコ本社前
  • 6区(6.0km)第6中継所:遠州トラック(株)駐車場前
  • 7区(8.3km)フィニッシュ

富士総合運動公園陸上競技場がゴールとなる、全長43.4kmのコースです。

12月下旬に富士山の麓で開催されることから女子駅伝の中でも、過酷で厳しいコースと言われているんですよ。

 

箱根駅伝に女子なぜ出られない?

なぜ女子は箱根駅伝に出られないのでしょうか。

ルール上で決められてしまっている理由を知りたいですよね。

そこで、なぜ女子が箱根駅伝に出られないのかの考察を3つに分けて紹介していきます!

 

コースが厳しい

箱根駅伝は2日間で10区間を走り、全長217.1kmあります。

1人約20kmを走ることになり、コースの長さからも厳しいコースということが分りますよね。

区間によっては上り坂や下り坂が多くあり、男子選手でも厳しいコースと言われています。

例えば5区!標高差が約800mある上り坂があり、16km付近を超えると下り坂が現れるんです。

一気に上り坂を駆け上がってから、下り坂を走り切らなければいけません。

その厳しさから「山上りの5区」と言われたり、5区を走る選手に「山の神」という名がついたりするほどです。

また、寒さが厳しい季節に開催されるうえ、山道を走るので山風が吹き冷え込んだり、太陽が近づき急に暑くなったりと気温差も激しいんです!

毎年男子でも、途中棄権を促される選手が出てくる箱根駅伝のコースを女子が走るとなると厳しいのではないかと考えます。

 

高校卒業後の進路

調べていると長距離の選手は高校卒業後、進学するのではなく実業団に所属することが多いと分かりました。

1984年ロサンゼルスオリンピック選手の増田 明美さんや4度オリンピック出場経験のある福士 加代子さんがその1人だよ!

そのため、大学の女子駅伝の人口が少ないのではないかと考えます!

競技人口が少ない中、箱根駅伝では1人約20km走る選手を10人揃えなければいけないので、女子だと厳しいと言えそうですね。

 

交通問題

箱根駅伝は一般道を使っていて、開催期間中は交通規制を行っています。

お正月で交通の少ない期間とはいえ、2日間交通規制をするだけでもとても大掛かりなことですよね。

交通規制による渋滞を回避すため、繰り上げスタートというルールが設けられている程なんです。

繰り上げスタートとは、先頭走者から決められた時間離されてしまった時に、強制的に次の走者がスタートしなければならないというルールだよ!

もし、女子も開催するとなると男子と合わせて4日間交通規制をしなければなりません

日程を調整することも難しそうですし、4日間交通規制をするというのはとても厳しいことなのではないでしょうか。

 

箱根駅伝の男子女子まとめ

箱根駅伝はなぜ男子だけなのか?女子版はないのか?について紹介しました。

男女平等やジェンダーレスが重視されているなか、なぜ女子が出られない大会があるのか不思議でしたが、さまざまな理由がありそうですね。

箱根駅伝の女子版があったらな…と思ったら、ぜひ「全日本大学女子駅伝」や「富士山女子駅伝」を観てみてください!

女子選手の必死にたすきをつなぐ姿に心惹かれるはずです♪

『箱根駅伝男子だけで女子版ない?女子なぜ出られないか理由を調査!』を最後までご覧いただき、ありがとうございました!